BOOX Nova 2で電子書籍アプリを使い比べた
※このページは古いため現在の仕様とは異なる場合があります。
BOOX Nova 2は電子ノート、電子書籍リーダーとして使えるAndroid 9搭載のE inkタブレットだ。
E inkタブレットというとKindle端末(PaperWhite、Oasisなど)が有名であるが、Kindle端末はKindle Storeで購入した本しか読むことができない。
他の電子書籍ストアの本も購読したい私はE inkタブレットのBOOX Nova 2を購入、それから半月ほど使ってみた。
まず、今回比べる電子書籍アプリは
- Kindle
- BOOKWALKER
- BookLive!
- honto
の4つだ。
ちなみに今回はビュアーとしての比較で、本棚(ライブラリ)については言及しない。マンガと小説を開いて比較した。
※BOOXのスクショ機能を使用し、撮影した。マンガに色がついている場合があるが、端末で読んでいるときは白黒である。
1. Kindleは特に問題なく動く、初期状態だとメニューが白くなってボタンが見えないが、BOOXの機能である"最適化"によって改善される。
2. BOOKWALKERはページめくりのスワイプがよく引っかかる。この端末はスワイプの感度が低いのかもしれない。そのため左タップか、Bluetoothリモコンなどで対策が必要かもしれない。ちなみに私はタップ範囲を反転させ、右タップで次ページに移るように設定した。
3. BookLive!は問題なく動いた。マンガは特に問題なく読める。しかし、設定内のフルスクリーン表示をオンにするとフルスクリーンになるのだが、小説の場合フルスクリーンをオンにすると下の余白が完全になくなってしまう。再インストールしたら一時的に直った。しかし、しばらく使っているとまた余白がなくなっている。原因調査中…。BookLive!のリーダー内の設定に、"ページ送り効果"という項目がある。ここを スライド にすると余白の問題が起こらない。ここを なし にすると余白がなくなる。
ページ送り効果が なし の時【引用:クリムゾンの迷宮 貴志祐介】
ページ送り効果が スライド の時【引用:クリムゾンの迷宮 貴志祐介】
4. hontoは初期状態ではマンガが一部分しか映らない。BOOXの"最適化"でDPIを300に変更するとちょうどよくなる。
初期状態(DPI:350)時 【引用:綺麗にしてもらえますか。 1巻】
最適化後(DPI:300)【引用:綺麗にしてもらえますか。 1巻】
その他の動作はKindleと同程度に快適だ。
まとめると、BOOX Nova 2ではどの電子書籍アプリも読むことはできる。BookLiveとBOOKWALKERは少し癖があり。
余談
hontoはよく全商品対象の20%オフクーポンを配っているのでおすすめしたい。
Kindleは個人的にストアの作りが好みじゃないので きんどうなどのKindleまとめ情報サイトから購入するのがいい。
おわり