電子書籍への不満
私は電子書籍派になって2年ほど経ちます。電子書籍の利点はやっぱり購入の手軽さと、場所を取らないという点です。 しかし電子書籍への不満は多くあり、それ逆に不便だよねと思う点もいくつかあります。 そんな小さな不満点をちょっとだけ書いてみようと思います。
ちなみに私はBookLive! BookWalker Kindle hontoを利用していた経験があり、現在はKindleとhontoの2つに絞りました。
辞書機能が使えるリーダーが限られる
電子書籍はやっぱり辞書機能が使えるのが大きい利点でしょう。 紙の本の場合は、読めない字があると、スマホやパソコンで手書きツールを用いて検索していました。(もっといい方法があるのかもしれない)
電子書籍はKindleでは国語辞典には大辞泉が内蔵されています。Kindleアプリで読書中、読めない字があれば範囲選択すると辞書が開きます。
他に、この辞書機能が使えるリーダーにKobo honto(Wikipedia) があります(他にもあるかも)
BookWalker BookLive!には辞書はなく、範囲選択時には検索するというメニューが現れ、ここからGoogleなどに飛べる仕様になっています。(2021年9月現在)
文庫本の解説 を電子書籍では省く出版社がある
権利の問題なのでしょうか?しかし紙の本にはある解説 が電子書籍では読めないというのが事実です。 しかもストアの紹介文にそういった記載はありません。
ハヤカワ文庫は最近になって解説も電子書籍で読めるようになったみたいです。
電子書籍の所有者はあくまでも購入したストア
Kindleコンテンツは、コンテンツプロバイダーからお客様にライセンスが提供されるものであり、販売されるものではありません。
つまり電子書籍は読む権利を貸し出されているしているだけにすぎません。
よく電子書籍を選ぶ際、KindleはAmazonが運営しているから安心といいますが、これはサービス終了のリスクが低いという意味なんですね。 過去にサービスを終了した電子書籍ストアの中には、ユーザーへの全額返金に応じたという話もありますが…。
ちなみに電子書籍の返金はKindle以外では受けられません。
電子書籍のキャンセル・返品はできますか? - hontoより引用
電子書籍のキャンセル・返品はできますか?
商品の性質上、電子書籍のキャンセル・返品は承っておりません。
ちなみにhontoは大日本印刷 KindleはAmazonが運営しています。
コミックスの表紙カバー カバー裏 背表紙は各社の裁量
講談社コミックスは表紙のみ、カバー裏や背表紙は見られません。 ガンガンコミックは表紙も背表紙も読めます。 このあたりは出版レーベルにもよるので、Twitterなんかで調べてください。